ブンチブンでお馴染みのライザップと、清涼飲料水メーカーで有名なキリンがコラボをして生まれた「プロテインボトル」と呼ばれる商品が話題を集めているようです。
この商品は2017年の3月28日に発売開始と言う事で、既に飲み心地や本当に痩せられるのかが気になって飲んでみたと言う方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回の記事ではライザップからのドリンクである、「プロテインボトル」に含まれている成分やネットでの評判について探って行こうと思います!
Contents
プロテインボトルについての詳細
まずは、筋力トレーニングやダイエットに取り組んでいる方が1番気になるであろう、含まれている成分や味について探ってみようと思います。
KIRIN×RIZAPが連携して生まれた、プロテインボトルの成分とは一体どのようなものなのでしょうか!
プロテインボトルの栄養素一覧
(100ml中)
・エネルギー
⇒12kcal
・タンパク質
⇒1.0g
・脂質
⇒0g
・炭水化物
⇒1.9g
・糖質
⇒1.9g
・食物繊維
⇒0g
・食塩相当量
⇒0.03g
・ナトリウム
⇒9.9mg
・リン
⇒検出せず
・カリウム
⇒5mg
・カフェイン
⇒未測定
となっているようです。
構成されている原材料名としましては
・果糖ぶどう糖液糖
・乳タンパク質
・香料
・酸味料
・安定剤(大豆多糖類)
・甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
が含まれています。
プロテインボトルの味は?
この記事を更新している段階(17/03/30)現在では、ピーチヨーグルトテイストのみとなっているようです。
もしかしたら今後人気が出た場合、さらに色んな味が追加されていくのでしょうか?
プロテインボトルはどこで買う事が出来る?
ライザップ×キリンのプロテインボトルは、近くのコンビニやスーパーで取り扱っているお店が多いようですね。
その他にもネット通販としてアマゾンや楽天などからも購入出来ます。ネット通販の場合、500ml×24本とまとめて購入出来ますので、これからプロテインボトルを積極的に摂りいれようと言う方は、ネット通販から購入をするとお得に買う事が出来ますね。
とはいえ、プロテイン系のドリンクは味に当たりはずれがあるので、まずは試しに1本飲んでからまとめて購入した方が良いかも・・・?
ちなみに値段なのですが、メーカー希望価格が1本当たり150円ですので、一般的な500mlのペットボトル飲料と同じくらいの値段で買う事が出来ます。
プロテインボトルは痩せる?私の正直な感想を言います
トレーニングをある程度行っている方なら分かるかと思うのですが、プロテインボトルと謳っている割にはタンパク質の量が少ないように感じますね。
500mlペットボトル1本に含まれるタンパク質の量はおよそ5.0gなのですが、これは卵1個分(およそ6.4g)よりも低い数値となっているので、タンパク質補給として飲むのであれば牛乳を飲む事をおすすめします。
やはり製造技術の関係上、普通の清涼飲料水にタンパク質を詰め込む事は難しいのでしょうか・・・。正直、もっと含まれているものかと思っていただけに残念です。
5000mgは多い!?mg表記に騙されないで!
ちなみにですが、プロテインボトルの公式ホームページやペットボトルを見てみますと、プロテイン5000mg配合と書かれているのが目に入ると思います。通常、プロテインの量は1000mgではなく1.0gと表記するのが一般的なのです。
そして、このように5000mgと表記する事でいかにも多く見せかける事が出来ますが、もう一度おさらいしますがプロテイン5000mgは言い換えれば5.0gです。
1日に必要なタンパク質の量は、その人の運動量にも依りますが体重1kgあたり1~2gとなります。例えば、体重60kgの人の場合であれば、必要なタンパク質の量は60~120gですので、トレーニング後のプロテイン代わりとして補給するのは止めておいた方が良いかもしれませんね・・。普通に水にプロテインを溶かした方が全然タンパク質は摂れます。
プロテインボトルに含まれている成分を見ても、香料、酸味料、安定剤や甘味料と体にとってあまり好ましくない食品添加物がたくさん含まれているようですし。
正直私としては、プロテインボトルはうーん・・と言ったところですかね。
飲んでも痩せる事は出来ない
あのライザップとキリンがコラボした新商品!と言う事で、飲めば痩せる魔法のドリンクと勘違いされる方が出る前に言っておきますが、例えプロテインボトルを飲んで運動をしたからと言って必ずしも痩せる訳ではありません。
確かにペットボトル1本分のカロリーは60kcalと少ないですので、一般的な清涼飲料水よりもエネルギー自体は少ないですが、先ほど書きましたようにタンパク質の量は少ない上に、含まれている成分のほとんどが食品添加物です。
一般的に痩せると言われる成分が含まれている訳ではありませんので、ライザップの新商品だからと過度な期待はしない方が良いと思います。
ちなみにですが、このプロテインボトルについてメジャーリーガーとしても有名なダルビッシュ有選手や、ボディービルダーの山本義徳さんもTwitter上で反応を示しています。
えぇ。。 プロテイン5g。。 https://t.co/H4XaoJjVXR
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2017年3月14日
5000mgの某ザップだったら、某バスのミルクプロテインを選ぶという人がいる。さて、某バスのは430mlで15gのタンパク質だ。
ところで牛乳は100mlあたり、3.4gのタンパク質だ。よって430mlの牛乳は14.62gのタンパク質だ。あれ?
今日は全方位的に喧嘩を売る日。
— Yoshinori Yamamoto (@claymoreberserk) 2017年3月14日
やはり一流のスポーツ選手は何かがおかしいと言う事に気づいているようですね。
トレーニングを行っている方であれば、やはりタンパク質の量が少ないなあと感じる事が多いようですが、素人の方ですとタンパク質5000mgは多いと感じるのでしょうか?
ジュースとしてならアリかも?
このようにスポーツをしている時や、スポーツ直後のタンパク質補給としてはプロテインボトルは正直言って向いているとは言えないでしょう。
トレーニング中は市販されているスポーツドリンクをお水で割ったもの、トレーニング直後は普通に粉のプロテインをお水に混ぜて飲んだ方が間違いなく効果は実感出来ます。
ただ、このように書くとプロテインボトルを批判している記事にしか見えないので、どのように活用して行くべきなのかも書いていかなければいけませんよね・・。(笑)
この使い方ならおすすめ出来るな、と言う飲み方はジュース代わりに飲む事です。
日頃からあまりジュースなどの清涼飲料水を飲まない方ならほぼ必要はないかと思うのですが、ついついコンビニやスーパーに寄ると甘いジュースを買ってしまう・・・。
このような方であればジュースの代わりとして「プロテインボトル」を飲むのは全然アリだと思います。一般的なジュースよりかはカロリーも抑えられていますし、何よりプロテインが5g含まれています。
これも積み重ねて行けば結構な量になりますので侮れません。少しでもお腹が出てきた・・でもジュースをが飲みたい。。と言う時にはプロテインボトルで代用してみてはいかがでしょう。