デッドリフトをたった1種目行うだけでも、そのトレーニング効果は尋常ではなかったりします。
例えば、背中や腰などさらにはお尻やハムストリングスと言った、身体の後側はデッドリフトをやり込むだけでも発達させてくれるとても優れた種目なんですね!
ウエイトを使ったデッドリフトのようなトレーニングと言うと、男性が行うと言うイメージが強いですが、実は女性にとっても得られる効果はとても嬉しいものばかり。
脊柱起立筋と言う背中の筋肉を発達させてくれますので、美しい腰回りを手に入れる事が出来ますし、垂れ下がったお尻をキュッと引き締める事にもデッドリフトは力を発揮してくれます。
さてさて、このように色々な恩恵をもたらしてくれるデッドリフトですが、当然ながら適当に行っていたんではトレーニング効果は半減されるどころか、怪我や故障の元にもなってしまいかねません。
そこで、デッドリフトの正しいフォームや何回行ったらいいの?など、疑問に感じるポイントを1つ1つまとめてみましたので、時間がある時などにゆっくりお読み頂けたらなと思います。
Contents
デッドリフトの種類は?
単にデッドリフトと言っても、いくつかフォームが異なる種類があり、効かせたい部位によってはそれぞれ別のデッドリフトを取りいれて行く事になります。
例えば、スモウデッドリフトは背中よりもお尻や内転筋などの下半身を中心に鍛えるトレーニングになりますし、ルーマニアンデッドリフトはハムストリングスを鍛えるトレーニングになります。
毎回バーベルを使った種目で同じのをばっかやるのではなく、色んなバリエーションを試してみてどれが1番自分に合ったデッドリフトなのかを探って行っても良いかもしれませんね。
自分の体の弱い部分をきちんと補えるような種目を取りいれて行きますと、バランスの取れた身体つきになりますから、どんどん積極的に取りいれて行きましょう!
デッドリフトの効果的なやり方
まだ、デッドリフトっていまいちどんなトレーニングなのか分からない・・・フォームってどんな感じだったっけ・・?と不安が残るようであれば、デッドリフトのやり方のページを参考にしてみて下さい。
先ほどにも書きましたが、デッドリフトはやり方次第では凄まじい効果をもたらしてくれる事もあれば、腰を傷めて日常生活を送るだけでも困難になってしまう事もある難しい種目でもあります。
ただ、一度手順を覚えてしまえばそこまで難易度は高くないですので、出来るだけ早い段階で正しいやり方をマスターしておき、しっかりと腰やお尻に効かせられるデッドリフトを行えるようにしておきましょう。
BIG3の1つであるデッドリフトで自由自在に効かす事が出来れば、身体の後方の筋肉不足についてはそこまで心配する必要はないでしょう!
⇒デッドリフトの効果的なやり方を解説!背中に効かせるために意識するポイントは?
デッドリフトは何回やればいい?
デッドリフトで力強くかつしなやかな背中を手に入れるためには、どれぐらいの重量で何回行うのかも非常に大切になってきます。
筋トレであれば何でもそうですが、適当な重量で適当な回数をこなして行っても効果を実感出来るまでの道のりって凄い長くなってしまうんです。
恐らく筋トレに取り組む方のほとんどが、出来る限り最短で結果を出したいはず!
のであれば、しっかり追い込める重量で的確な回数をこなしていく事が求められます。
ですが、初心者であれば慣れていない状態でいきなり、MAXに近い高重量を上げようとするのも危険な行為です。まずは、10回程度で限界を迎える重量で取り組む事をおすすめします。
デッドリフトで握力が持たない時は?
実際にデッドリフトで追い込んでいくと分かるのですが、背中よりも先に前腕にしんどさを覚えてしまう事って結構あるんですよ。
つまり、背中や腰の筋肉が悲鳴を上げるまえに、握力が持たなくなってバーベルやダンベルを握っていられなくなってしまうと言う訳ですね。
この原因は主に握力の中でもグリップ力が足りていない場合に起こる現象なんですが、しっかりと握力を鍛える事が出来ればこの原因も解消する事が出来ます!
また、握力を補助してくれるリストストラップと言うサポート用品もありますので、どうしても支えるだけの握力が無いと言うのであればこういった商品を活用して行くのも良いと思います。
デッドリフトで背中に効かない!どうして?
頑張ってデッドリフトに取り組んでいるのに、なかなか背中に効かせる事が出来ないと言う方って結構います。
せっかく強靭な背中を手に入れたいのに、いくらやっても発達しないとなると何のためにデッドリフトをしているのか分かんなくなってしまいますよね。
でも、これには明確な理由があるんです。恐らくですが、デッドリフトを行う時に足幅を思いっきり広げながらトレーニングをしてはいませんか?
これはスモウデッドリフトと呼ばれる方法でして、背中や腰と言うよりかは、お尻や内転筋の筋肉がメインとして使われるため、背中に効かないと言う現象が起きてしまうんです。
気合いを入れ過ぎると足の幅を大きく取ってしまいたくなるのですが、背中を中心に効かせるデッドリフトを行いたいのであれば、それほど広げる必要と言うのもないんですよ。
デッドリフトで吐き気を感じる時は?
デッドリフトはトレーニングの性質上、無理をして頑張りすぎちゃうと吐き気やめまいを感じてしまうと言う方も少なくありません。
吐き気を覚える主な原因としましては、高重量のバーベルやダンベルを使っている、トレーニング中に呼吸がしっかりと行えていない、などがあります。
必ずしも吐き気を感じるのが、追い込めている証拠と言う訳でもありませんので、ちゃんと対策をして快適なデッドリフトを行っていきたいものですね。
まだまだ基礎的な体力が備わっていない初心者の方の場合、最初は悩まされる場合もありますが、慣れてしまえば次第に克服されていきますよ。
デッドリフトの世界記録は?
男性であれば、一度は最強の力持ちになりたいと思った事ってあると思うんですよ。
デッドリフトでもこのジムの誰よりも持ち上げて、男としても1番になりたい!!・・・あれ、私だけ・・?(笑)
それはさておき、ここではデッドリフトの世界記録についてほんの少し掘り下げてみて行こうかなと思います。
実際世界最強のデッドリフターはどんな人物なのか、興味があると言う方はこちらのページも見るとモチベーションが上がるかもしれません!
どれだけ頑張っても彼の記録を抜かすのは無理だと思うのですが、抜かすつもりで本格的にデッドリフトに取り組むと記録の伸びが良くなる可能性も・・?