筋トレを始めたばかりの方が、まず1番鍛えたい部位No.1ってどこだと思いますか?そう、何を隠そう腹筋です!
いわゆるシックスパックと呼ばれる腹直筋なのですが、ここの筋肉がモリモリ盛り上がっていると非常に男性からも女性からも受けが良いんですよねー。
特に腹筋は全身の中でも比較的鍛えた分だけ結果に出やすい箇所ですので、初心者の方がモチベーションを保ちながら筋トレを続けて行くのであれば出来る限り腹筋に全力を出して取り組んでいくと良いんです。
そして、そんなシックスパックを作り上げてくれる秘密兵器が腹筋ローラーです。膝を付いてコロコロするだけと一見地味な筋トレなんですが、腹筋にかかる効果は絶大!頑張れば2週間ほどで効果を実感出来る方も多いんですって。
そこで今回の記事では、どうして腹筋ローラーが初心者におすすめされているのか、また腹筋ローラーで立ちコロや膝コロが安定しない時にはどんな対策を取れば良いのかについてご紹介して行こうと思います。
Contents
腹筋ローラーは腹筋にダイレクトで効かせられる!
腹筋ローラーがどうして筋トレを始めたばかりの初心者さんにおすすめ出来るのか。それは、腹筋にダイレクトで刺激を加える事が出来るからなんです。
まだ腹筋ローラーを持っていなくてどんな効果があるのか分からない・・と言う方は一度試していただきたいのですが、うつ伏せになり手を上に広げて手のひらと足の裏の計4点で身体を支えてみて下さい。
どうでしょうか?恐らく全身がきついですし、特に腹筋が大きく使われているのが実感出来るかと思います!
全身の筋肉やバランス強化にも!
このように、腹筋ローラーでコロコロするだけでも腹筋の収縮と弛緩を繰り返し行えますので、割れた腹筋さらにはバルク感を増した立体的な腹筋を作り出すのにとても効果的なんです。
さらに腹筋だけでなく全身の筋肉をバランス良く鍛えて行けるのも、初心者の方にとって大きなメリットですよね。やっぱ可能であれば一度にたくさんの筋肉が鍛えられた方が効率が良いに決まってます。
しかも非常にバランス感覚が要求される筋トレですので、腹筋ローラーで何度も腹筋をいじめ抜いている間に体幹周りのインナーマッスルまで鍛える事が出来てしまうんです。特に球技などのスポーツに取り組んでいる方におすすめですよ。
身体の中心軸が強くなればなるほど、競った時にも当たり負けする事が少なくなるはずです。フィジカル面に不安が残る方こそ、腹筋ローラーで体幹を強化して行きたいですね!
シットアップより効率が良い
腹筋を鍛えるトレーニングで思い浮かべるものと言えば、足を押さえてもらって上半身を起こすシットアップなどがありますよね。
シットアップもストリクトな動作を心がければ腹筋に正しく刺激を伝える事が可能です。ですが、やはり気になるのが運動強度。これまで数年間身体を動かしてこなかった、と余程の事が無い限りは簡単に行える種目です。
筋肉を大きくさせていったり脂肪を削ぎ落すためには、ある程度の強い負荷が必要になります。そのため、既に基礎体力が備わっている方からしてみれば、シットアップは非常に運動強度の低い運動となってしまい、思っているような効果が感じられない可能性が高いんです。
その点、腹筋ローラーであれば体力に応じて膝コロや立ちコロのようにレベルを変えられますので、どんな方でも一定水準以上のトレーニングをする事が出来るんですよ!
これまで腹筋を鍛える時にシットアップしか取り組んで来なかった方、良い機会ですのでこの際腹筋ローラーで腹筋にこれまでとは違った刺激を加えてみてはいかがでしょう。圧倒的な成長を実感出来るはずです。
クランチと組み合わせて最強のシックスパックを!
腹筋ローラーで鍛え込むだけでもかなり腹筋を鍛える事が出来るのですが、さらにガッチガチの腹筋を手に入れたいのであればクランチと言う種目も同時に取り組んでみるのが効果的です。
と言うのも腹筋ローラーでは、腹筋の中でも下部を鍛えやすく上部にはあまり刺激が入らないのが特徴です。それに対してクランチは腹筋の上を強烈に刺激を与えられますので、バランスの良い腹筋を作り出していけるんです。
きつさで言えば腹筋ローラー>>クランチですので、まずはガツンと負荷を加えられる腹筋ローラーで腹筋を目覚めさせ、クランチで数をこなして腹筋を追い込んでいくやり方がおすすめです。
腹筋を鍛える方法にはシットアップやレッグレイズなどもありますが、初心者の方は腹筋ローラーとクランチに取り組むだけでも爆発的な成長を見込む事が出来るんですよ!
まずは膝コロから始めてみましょう
腹筋ローラーで鍛える方法には膝コロと立ちコロの2種類があります。
筋力や体力が予め備わっている方は難易度が高い立ちコロから始めても良いですが、正しいフォームで鍛えるのがやっと・・と言う場合はまずは膝コロから始めてみると良いですよ。
膝を付く事で姿勢も安定しやすくなりますので、まずは腹筋に効かせるとはどのような事か、を確かめながら鍛える事が出来ます。最初は15回をノンストップで続けられる事を目標に鍛えてみて下さいね。
楽に膝コロが出来るようになったのであれば、頃合いを見て立ちコロにも挑戦して行きましょう。より強い刺激を加える事が、バルクとカットを兼ね備えた美しい腹筋を手に入れるコツです!
ですが、膝コロも慣れていないとかなり難しい種目でもあります。何度やっても5回程で倒れてしまう、フォームが崩れてしまうのであれば、一旦膝コロは止めておき、シットアップやレッグレイズで基礎的な腹筋を養っておくのも1つの方法ですよ。
腹筋ローラー以外に腹筋を鍛える方法は?
腹筋ローラーは腹筋に効果大!とは言いつつも、毎日毎日同じように鍛えていたんでは飽きてしまうと思います。いくら大好物もずーっと食べていたんでは嫌いになってしまうものですし。
マンネリ化しないため、さらにはより強靭な筋肉を発達を見込むのであれば、腹筋ローラー以外の腹筋のトレーニングをしていく必要があります。先ほどのクランチはもちろんの事、追い込みとしてのレッグレイズも欠かせませんね。
立ちコロも20回以上サクサク回数をこなせるようになったのであれば、腹筋ローラーよりもさらに難易度が高いドラゴンフラッグと言う種目にチャレンジしてみるのも良いですね!この種目は究極の腹筋トレーニングですので。
或いは、出来れば全身を鍛えるついでに腹筋も鍛えられる種目は無いの?とお探しの方であれば、バーベルやダンベルのような器具が必要になりますがデッドリフトやスクワットなどもおすすめ。
時間が無い時には、この2つの種目をやるだけでもかなり体付きが変わってきます。まさに腹筋を含めた全身を鍛えられますので、動作を習得しておいて損はありませんよ!